「練習量は増やしているのに、なかなか記録が伸びない」「怪我が多く、シーズンを通してパフォーマンスが安定しない」——こうした悩みを抱えるアスリートや競技者は少なくありません。S&C(ストレングス&コンディショニング)の専門的なアプローチが、なぜパフォーマンス改善に効くのかを解説します。
競技の上達とS&Cはどう関係するか
スポーツのパフォーマンスは、技術・戦術・体力・精神の4要素から成ります。S&Cが担うのは主に「体力」の部分——筋力・パワー・スピード・持久力・柔軟性・コーディネーションなどです。
ただし「体力を上げる=ウエイトを重くする」ではありません。競技動作に必要な筋群を適切に動員できているか、力の発揮タイミングとリズムが合っているか、疲労回復の速度を上げられているか——こうした要素の改善が、競技パフォーマンスの向上につながります。

すのこまいコーチが持つ競技経験
すのこまいの本田コーチは、自身も複数の競技に取り組んできました。空手道(全国空手道選手権出場)、カヌースプリント(宮城県大会入賞)、ブレイキン(Red Bull BC One Nagoya Cypher出場)、マラソン(名古屋シティマラソン完走)——競技の種類は異なりますが、どの競技にも共通する「身体の使い方の原則」があることを、実体験として知っています。
この経験は、クライアントがどんな競技に取り組んでいても、その動作特性を理解したうえでS&Cプログラムを設計する基盤になっています。またNSCAのCSCS(競技別S&Cスペシャリスト)資格は、科学的根拠にもとづいた競技力向上の知識体系を保証するものです。
S&Cで改善できる具体的な課題
怪我の予防
スポーツによる怪我の多くは、過剰な負荷(オーバーユース)か、動作の非対称・代償パターンから来ます。動作評価によって怪我のリスクとなっている動作を特定し、修正することで、同じ練習量でも怪我が起きにくくなります。
オフシーズンの身体づくり
シーズン中は競技の練習が中心で、身体的な弱点を補強する時間が取れません。オフシーズンこそ、S&Cで弱点を補強し、次のシーズンに向けた土台を作る絶好の機会です。特に高校・大学・社会人の競技者にとって、オフシーズンのS&Cは翌シーズンの成績を左右します。
競技動作の効率化
「速く動く」「強く打つ」「高く跳ぶ」といった動作は、特定の筋群が単独で頑張るのではなく、全身の筋群が適切なタイミングで協調して動くことで実現します。S&Cでは、この「協調パターン」を意識したトレーニングを取り入れることで、競技動作の効率が上がります。
学生・ジュニアアスリートへ
成長期のアスリートは、過負荷による成長軟骨の損傷リスクがあります。一方で、この時期に正しい動作パターンを身につけることは、その後のパフォーマンスに大きく影響します。すのこまいでは、成長期の学生・ジュニアアスリートへの指導も行っています。「重い重量を持たせる」のではなく、「正しく動ける身体を育てる」ことを最優先にします。
名古屋市内・近郊の部活動・クラブチームに所属している学生の方、保護者の方からのご相談もお待ちしています。